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明日からアラーム不要!
心地よい目覚めをもたらすホルモンとは?

明日からアラーム不要!心地よい目覚めをもたらすホルモンとは?

それなりに眠っているのに、朝起きられない。目覚まし時計を止めて、また二度寝をしてしまう…。そんなグダグダな朝は、なんとかしたいもの。
寝起きが悪い人の原因は様々だが、その1つとして、目覚めの際に働くホルモン「コルチゾール」がタイミングよく分泌されていない可能性があるという。ぜひコントロール法を覚えて、アラームが鳴る前にスッキリ目覚める朝を迎えよう。

りこ

シャキッと起きるための
目覚めのホルモン
コルチゾールを
コントロールする方法

その1
睡眠を含めた生活サイクルを整える
その2
「自己覚醒」で起きる時間を強く念じる

目覚めのホルモンの正体はストレスホルモン!?

心地よい眠りに誘う睡眠ホルモン「メラトニン」に対し、シャキッと目覚めるための準備を整えてくれるホルモンが「コルチゾール」だ。
交感神経と密接に結びついており、起床直後のエネルギーを作り、血糖値を上げるなど、活動に適した状態へと頭と体を覚醒させる働きがある。

つまり、気持ちよく目覚めるには、目覚めたいタイミングでコルチゾールが出るようにすればよい。コルチゾールは起床前から分泌が始まり、1日の中では起床直後に最も濃度が高くなる。
そのためには、決まった時間に眠り、起床することが大切だ。繰り返すようだが、睡眠を含めた1日のライフサイクルを整えることが大切なのである。

しかし、コルチゾールに影響するのは、生活サイクルだけではない。コルチゾールは「ストレスホルモン」とも呼ばれるほど、ストレス刺激に対して敏感に反応し分泌される。すると防衛反応としてドキドキと動悸が速くなり、血圧が上昇し、外敵から身を守るための臨戦態勢を整える。
ストレスの多い現代社会ではコルチゾールの増加による自律神経や免疫系のトラブルが問題になっているが、本来は生きるために備わった大切な機能なのだ。

目覚まし不要の「自己覚醒」でシャキッと目覚める!

例えば、熟睡中に地震が来たとしよう。おそらく誰もがすぐに目が覚め、走って逃げられるほど頭も体も一気に覚醒する。この時、コルチゾールが一気に分泌されている状態にある。

図版
「自己覚醒」の臨床実験データ。「○時に起きる」と強く意識すると起きる時間に向けてホルモンが分泌されることが分かる。出典:Born, J., Hansen, K., Marshall, L., Mölle, M., & Fehm, H. L. (1999). Timing the end of nocturnal sleep. Nature, 397(6714), 29.

また、いつもは目覚まし時計が鳴ってからすぐに起きられなかったとしても、重要な約束がある日などに、目覚ましより早くスッと起きられた経験はないだろうか。それが同じくコルチゾールが関係する「自己覚醒」という現象だ。
私達の体は睡眠中でも時間の経過を感じている。そこに「○時に起きる」と強く意識すると、時間の経過をより正確に把握するようになり、起きる時間に向けてコルチゾールが分泌されるというわけだ。特に大切なこと、楽しいことなど「いいストレス」が紐づいている方が効果的だという。

この関係性については、脳の中でコルチゾールを分泌するよう働きかける視床下部と時間の経過を把握する部分が近いためとも考えられているが、そのメカニズムは未だに解明されていない。

とはいえ、「自己覚醒」については、実験で高い成功率をあげている報告があり、まずは試してみる価値があるだろう。ただし極端に睡眠リズムが崩れている人は習得がなかなか難しいとも言われているので、心当たりのある方は、念のために目覚まし時計もお忘れなく。

次回は、「睡眠不足は太る?」をテーマに、睡眠を改善すると痩せる理由を紐解き、ダイエットや美容に効果的な眠り方について紹介する。

文:伊藤真美  イラスト:なとみみわ

この記事の情報は公開時点のものです。
こちらの記事は、医師の監修のもと制作しております。