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入社2年目でマネージャーに抜擢された女性がたどる軌跡と葛藤

【2】担当案件でトラブル…“そっくりマネージャー”と呼ばれた私

簑田さん写真

1年目は売れなかったと振り返っていますが、その理由はどこにあったと思いますか。

営業に対して、もっとスムーズにできると勝手に思っていた節がありました。振り返ってみると、新人はみんなできなくて当たり前で、たとえうまくいったとしても、それは周りのサポートがあってこそ。私の場合、目の前にあることに没頭しすぎてしまって、周辺に手が回らなくなっていたような気がします。
それでいて、人の力を借りるのも下手だった。ただ、周りは頑張っているということは理解してくれていて(笑)、10月に第2営業部へ部署が変わった時も、最初は期待をかけていただいていたと思います。

第2営業部に異動されてからはいかがでしたか。

異動当初から、担当する案件すべてにトラブルを発生させてしまって…。その時点で、入社後半年は経過しており、それなりに基本が身についているだろうという上司の判断で、いろいろな案件を担当させてもらいました。
しかし、キーワードの運用がうまくいかず、日々トラブルが頻発するような状況だったんです。結果自分ではどうにもならず、上司が一緒に火消しに回ってくれました。

担当する案件すべてがトラブル…そこからどんなことを学びましたか。

当時は自ら助けを求めることができず、トラブルが起こってから上司が助けに来てくれるという状況が続いてしまいました。そういう意味でも、きちんとアラートを出して、きちんと周囲に協力してもらうということですね。
またマネジメントの立場でいえば、そういうアラートを見逃さないよう、1人だけに案件を任せないということでしょうか。また、ルールを決めて誰が対応したとしても大丈夫な形にしてから新人に渡すというのが当時得た学びです。
もちろん、多少難易度の高いものをやらせることも必要ですので、その割合を大事にしています。当時の私のようにすべてにトラブルを発生させてしまっては、さすがに厳しいですから(笑)。

簑田さん写真

その後マネージャーに抜擢されることになりますが、どんなことが大変でしたか。

若手を抜擢する方法には、ポジションを与えて多少下駄をはかせた上で伸ばしていく方法と、役目だけ与えてあとは自身で切り開かせる方法があると思っていますが、私の場合はおそらく後者だったと思います。
当初、新人が1人メンバーにいましたが、新人だけではすぐに数字は作れません。結局、案件獲得や運用含めて私自身が何とかするしかない状況だったのです。達成率に応じたランキングでは最下位だったことも少なくなく、当時はそっくりさんであって本物ではない偽物という意味で、“そっくりマネージャー”と思われたこともあるかと思います。
成果が出ない日々が続いたこともあり、自分で新規をとるだけでなく、社内で話があれば積極的に手を挙げて案件自体を増やそうと躍起になっていたのですが、結果的に案件を受けすぎてしまい、チームとしてうまく機能していない状況が続いていました。

悩みが続く状態の中で、どう解消していったのでしょうか。

チームの役割を変えてもらうことで転機が訪れました。既存のお客さまを別のチームに渡し、新規に絞って営業をかけていくという役割に変わったのです。
そこで、自分が関わりたい業界のお客さまを中心に営業活動していくうちに、少しずつ開拓できるようになっていきました。
我々はリスティングに関してはプロフェッショナルですし、お客さまに効果を返す自信もあります。しかも、私の狙っていた業界は、これまでやってきたECのノウハウが生かせる部分が多々ありました。それがきっかけで、うまく案件が受注でき、効果もそれなりにお返しできるように。
そうすると、社内でもチームに人をつけてもらえるようになってきますし、メンバーに成長の機会を与えることもできるようになる。全体的に組織がスムーズに回るようになったのです。

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