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苦労も挫折も経験がない?
26歳でトップセールスに輝くための地道な成功哲学

【4】前向きな人のピポットになりたい

大里真一朗さん顔写真

大里さんの仕事への熱意は、何が源泉となっているのでしょうか。

おそらく高校時代の野球部での経験が原点になっていると思います。
強豪校に野球推薦で入学してみたら、部内で一番下手だったんです。すごくショックでしたが、高校生なりに自分の役割を考え、持ち味を生かす方法を考えたわけですね。その結果、自分としては入学直後の状況からは考えられないほど、活躍できたと考えています。

その後、大学ではスポーツビジネスを学んでいたのですが、スポーツに打ち込んでいた人は追うものがなくなると途端に気力を失ってしまうことが気になっていました。
問題は、教育なのか、キャリアの考え方なのか、社会構造なのか。いずれにしても、熱い気持ちをもって何か打ち込んだ人が新しい世界に挑む時に、もっと多様な可能性や支援があってよいと思うんです。他にもバンドマンやお笑い芸人なども、夢を追う傍ら、他の仕事をしている人も多いですが、キャリアが分断した時、人生を組み立てるという視点でのリスクは、けっして小さくありません。でも、情熱をもって何かに取り組んできた人は、その対象を変えた時もきっと前向きに向き合えるはず。その可能性を増やしたいという気持ちがあります。

大里真一朗さん顔写真

仕事を通じてその思いを強くした経験などはありますか。

ご支援した会社が倒産したことで、ご紹介した人の人生を大きく狂わせ、リカバリもできないという、とても苦い思い出があります。なぜ見抜けなかったのか、会社と人の出会いによってそれぞれが幸せになるべきなのに、もしかしたら「企業が人を採用するための支援」になっていたのではないかと後悔しました。本来、個人が自分の力を発揮できれば、企業もまた成長していく。そのための支援だと改めて実感する機会になりましたし、お客様企業にとって「何のための採用なのか」を正しく見極めようと思うようにもなりました。

そうした経験を経て、改めて前向きに人生に取り組んでいる人が新たなキャリアに向き合う時に、最大の選択肢を示せる“ピポット”になりたいと強く願っています。そして自分が関与するからには「以前と変わった」と言われるような仕事をしたい。そのためにも前例、過去の履歴を取っ払って「その人」にしっかりと向き合えるような採用・雇用のあり方を考えていきたいと思います。

仕事は人生の1/3以上を占める重要な要素です。それが不幸なら人生の大半を不幸にしてしまいます。だからこそ、熱意を持って取り組める仕事に出会うことは人生の最重要事項の1つだと考えています。今の就業の仕組みや社会の構造を変革できるような影響力を持ちたいですし、変える当事者になりたいと考えています。

文:伊藤真美 写真:山本中

この記事の情報は公開時点のものです。

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大里 真一朗