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コアコンピタンス

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コアコンピタンス

特定分野での企業活動において、その企業が持っている「競合他社を圧倒的に上回る“自社能力”」のことを「コアコンピタンス(Core competence)」と呼ぶ。
戦略論の専門家であるゲイリー・ハメル氏と、経営学者のC.K.プラハラード氏が1990年に共同執筆した論文にて提唱された。それによれば、前述したようなレベルの高い自社能力の中でも特に「顧客に何らかの利益をもたらす」「競合相手に真似されにくい」「複数の商品や市場に推進できる」といった3つの条件を満たすものこそがコアコンピタンスに該当するとされている。
ポイントは、企業が持つノウハウやスキル、技術こそが“自社能力”であり、製品自体はそれに当たらないというところ。優れた製品やサービスではなく、優れた製品を作ったり提供したりする能力で、それが3条件を満たしていればコアコンピタンスとなるわけだ。
なお、個人の秀でた能力のことをコアコンピタンスと表現することもあるようだが、厳密に言えばあまり正しい用法ではないので注意したいところだ。それにしても、自分が属する企業のコアコンピタンスを支えるような能力を発揮できるビジネスパーソンになりたいとしみじみ思うものだよ……。

文:二瓶朗  イラスト:室木おすし