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作家・はあちゅうに聞く、「自分」を売り込む営業術

【2】普段の積み重ねが大事 はあちゅう式営業術とは?

常見ちなみに、はあちゅうさんなりの営業術はありますか。

はあちゅう大前提として「相手の時間を無駄にしない」こと。いきなり「会って話を聞いて下さい」と言うのではなく、まずはメールで企画書を送って「興味を持ってもらえるようなら会っていただけませんか?」と段階を踏む。
資料もボリュームが多ければ多いほどいいと勘違いしている人がいますが、読みやすいように短めにまとめる。お互いの時間を無駄にしないように心がけています。

はあちゅう氏

遅刻してきた人に「御社のすべてを変えます!」とプレゼンされても、素直に聞けない。この人に任せたいと思ってもらえないといけません。

営業が分かっていない人は、普段の積み重ねがないのに、大きな信頼を得ようとするんです。でも小さな信頼ポイントをいくつ集められるのかは大事です。メールの書き方がちゃんとしている、時間を守る、即レスをくれる。そうやって信頼を刻んでいくから、高い信頼感が得られるのだと思います。

常見はあちゅうさんが仕事先から信頼を得るため、ほかに気をつけていることはありますか。

はあちゅう仕事でいい結果を返すことが一番です。例えば、私がネット記事の執筆を依頼されたとします。記事を書くまでが仕事だと思っている人もいるかもしれませんが、私はユーザに届けるまでが仕事だと考えているんです。書いて提出するだけではなく、Twitterで宣伝をし、評判を見たらそれをリツイートして、掲載先にPVが集まるようにする。

自分が仕事を依頼する担当者だったらやってほしいことは実行しています。それはどんな媒体でも一緒です。締め切りはほぼ落としたことはないですし、だいたい先に提出します。媒体の原稿チェックも早く返します。

そういうふうに地道に足元の仕事をしていないと、炎上した時に「人間的にちゃんとしていない人」だと思われて、発言の説得性がなくなるんです。ある程度の品質保証のような意味で、仕事をしっかりする人という印象はつけたいと思っています。

はあちゅう氏

常見いやぁ、素晴らしい。そういった地道なことをしているから、はあちゅうさんは炎上を恐れないのですね。

はあちゅういや、大嫌いなんです。

常見すいません、それは大きな誤解でした。でも、それでもはあちゅうさんには、伝えたいなにかがある。

はあちゅう言いたいことを言えない世の中はけっこうつらい。言いたいことを言って、その賛同者をじわじわと増やしていくと、自分の発言によって少しでも社会を変えられる。そうなったらすごく嬉しいので、言いたいことはひっこめておかないようにしています。

ただネットに愛されているとは思いますけどね……。他の人が言ったら議論にならないことも、私が言うとニュースになってしまう。

常見それはそれで大事な力ですよね。

はあちゅうすごいねとか羨ましいと言ってくれる人もいますが、私自身はそんなに楽しんでいないんです。だからオンラインサロンのような、対等にディスカッションができる場所を大事にしています。

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