法人営業向けオンライン研修サービス 営業サプリで営業力UP! 法人営業向けオンライン研修サービス 営業サプリで営業力UP!
  1. 営業サプリコラムTOP
  2. ストレス「ゼロ」の時間管理術 の記事一覧
  3. 時間がかかる「考える」タスクの効率を飛躍的に高める方法とは

時間がかかる「考える」タスクの効率を飛躍的に高める方法とは

時間がかかる「考える」タスクの効率を飛躍的に高める方法とは

仕事の中でも「考える」というタスクは特に、時間と成果が比例するとは限らない。長い時間をかけても考えがまとまらないこともあれば、短時間でいい考えを思いつくこともある。そんな違いを、きっとあなたも経験したことがあるはずだ。
この「考えるタスク」を効率的に行うことができれば、デスクワークの生産性を大きく高めることも可能だ。今回はその方法を紹介していこう。

分助

営業パーソンにオススメ!
時間管理のコツ

コツ1
「手元にメモを置いて」「書きながら考える」ことで、考えが堂々めぐりになることがなくなり、効率を高めることができる。
コツ2
一度に結論を出そうとするのではなく、「15分でいいから考える」「ダメな時にはあきらめる」をくり返すことで、より短い時間で考えをまとめていこう。

腕組みは要注意!「書きながら考える」ことが効率アップのコツ

時間管理について紹介してきたこの連載も今回が最終回。これまでに色々な手法を紹介してきたが、最後にデスクワークの生産性に大きく影響するテクニックを紹介しよう。

冒頭で述べたように、「考えるタスク」は時間と成果が比例するとは限らない。なかなか考えがまとまらないと、時間ばかり費やしてしまうこともある。この「考えるタスク」の効率を高めるために、私が常に意識していて、最も効果があると感じているのが「手元にメモを置いて考える」ことだ。

例えば、少し難しい課題について考える時には、手元に大きめのメモ用紙(A4サイズ程度がいい)を置き、頭の中に浮かんだことを書きとめながら考えていくのだ。考えがまとまってから書くのではなく、「書きながら考える」という感じだ。きれいに書く必要はないし、箇条書きでも文章でも構わないし、図で書いてもいい。単純だが、こうすることで「考えるタスク」の効率を安定して高めることができるのだ。

これに気づく以前の私は、考えているうちに、つい腕組みをしてしまうことが多かった。腕組みをしていると、いかにも「考えている」ように見えるが、実は効率は良くない。気がつくと、同じことを何度も考えていたり、考えが前に進まなくなっていることが多かったのだ。いわゆる「堂々めぐり」だ。

一方、「書きながら考える」と、一度考えたことを一旦頭の外に出して可視化し、更に考えを深めたり、別のアプローチを思いついたりしやすいのだ。

「15分考える」「ダメなら諦める」の繰り返しが効果的

「考えるタスク」の効率を高めるために、もう1つとても有効な方法は「15分でいいから考える」ことであり、「15分考えてもダメならその日はあきらめる」ことだ。「タイムパフォーマンス」を意識して、時間の使い方をレベルアップ!で紹介したように、タイマーで時間を計ってみるのもいい。

ある程度考えてもいい考えが浮かばない時にそのまま考え続けると、時間ばかりかかっていい考えが浮かばないことが多い。一方、翌日に改めて考えてみると、すぐにいい考えが浮かぶことが意外に多い。「ダメな時にはあきらめる」のも効率を高めるために有効なのだ。

ただし、その時には前日に「書きながら考えた」メモを見ながら(それに追記しながら)考えることが必須だ。メモ無しで考えると、前日と同じことを考える堂々めぐりになりやすいからだ。

そして、この「ダメな時にはあきらめる」を実践するためには、早い段階で考え始めることが必要だ。期限ギリギリに考え始めるとあきらめるわけにはいかず、いい考えが浮かばないまま何時間も経ってしまうこともある。それよりも「15分考える」ことを4~5日に分けて実践する方が、結果として短い時間で考えをまとめられるのだ。

そのために役立つのが、期限ギリギリに慌てない!仕事の先延ばしを防ぐ時間術で紹介したように、事前に仕事を複数のタスクに分解しておくことだ。それらのタスクの中に「考えるタスク」があるなら、それだけはできるだけ早い日に(15分でいいので)やるように計画しておく。こうすれば、余裕を持って「ダメな時にはあきらめる」を実践することができる。

このように「書きながら考える」「15分でいいから考える」「ダメな時にはあきらめる」を実践していくと、考えるタスクの効率を大幅に高められる。考えるタスクが多い人は、ぜひ実践してみてほしい。必ず効果を感じられるはずだ。

この記事の著者・著書

写真:

水口和彦